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世界遺産と共に暮らす人びと エジプトヌビア人


ユネスコの世界遺産に登録されている、日本国内の文化・自然遺産は、2007年現在、14件あります。文化遺産が11件、自然遺産が3件です。複合遺産はありません。

2007年の第31回ユネスコ世界遺産会議で『石見銀山遺跡とその文化的背景』が文化遺産に登録され、これに続け! と、各地でますます世界遺産登録運動が盛り上がりをみせています。

世界遺産という言葉は聞くけどイマイチよく分からないという人のために、世界遺産についてご紹介します。

今回取り上げるのは『世界遺産と共に暮らす人びと エジプトヌビア人』です。


ユネスコの世界遺産活動のきっかけとなったのは、アスワンハイダムの建設による水没からアブ・シンベル遺跡をはじめとするヌビア遺跡群を救おうとするキャンペーンでした。

このヌビア地方には、ヌビア人といって、エジプト人とは異なる風貌の人たちが昔から住んでいました。

色黒で、ちぢれた髪をもつ人びとです。

自分たちはエジプシャンでもアフリカンでもなく、ヌビア人である、という誇りと、持ち前の人懐っこさで訪れる人を温かく迎えてくれます。

アスワンの岩窟墳墓のある丘から北を見ると、集落が広がっています。

ヌビア村です。

岩窟墳墓下の船着場かの近くからは小型の乗合トラックが出ており、チャーターして周ることもできます。

ヌビア人は、エジプトの属国として支配されてきた歴史を持ちます。

しかしその独特の言語、文化を維持し、現在でもその面影を垣間見ることができます。

エジプトにはハッジといって巡礼に行った人たちが家の壁に絵を描く習慣があります。

通常は、サウジアラビアのメッカに至る交通や神殿の絵が描かれますが、ヌビア人の家々の白い壁には、その他にヌビア特有の絵(羽の生えた動物)が描かれています。

ヌビア村の家々の玄関先には、魔よけのワニの剥製が飾られていたりします。

また、『ヘンナ』と呼ばれる天然の染料でタトゥーを施す習慣があります。ヌビア風のきれいな幾何学紋様のデザインで、3週間ほど持続します。

ユネスコは、1979年にアブ・シンベルからフェラエまでのヌビア人の建造物群を世界遺産(文化遺産)に登録しました。

同じ1997年、ユネスコの円状によって、ヌビア博物館がオープンしました。

先史時代からイスラーム時代かけてのヌビア地方の歴史、風俗が美しい照明のなかで展示されています。

アブ・シンベル神殿の移築の模様も実にリアルに紹介されています。

確かに、アスワンハイダムの建設により、歴史ある遺跡がその存続を危ぶまれる危機に晒されました。

しかしそのダム建設により砂漠に緑が戻りつつあるもの事実です。

アブ・シンベル神殿には移築の跡が残っています。

美しく整備された中庭を、夕涼みも兼ねてお散歩しながら、歴史遺産の保全と人びとの生活、環境開発の間の問題を考えてみるのもいいかもしれません。

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