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世界遺産候補 飛鳥・藤原の宮都とその関連遺跡群


ユネスコの世界遺産に登録されている、日本国内の文化・自然遺産は、2007年現在、14件あります。文化遺産が11件、自然遺産が3件です。複合遺産はありません。

2007年の第31回ユネスコ世界遺産会議で『石見銀山遺跡とその文化的背景』が文化遺産に登録され、これに続け! と、各地でますます世界遺産登録運動が盛り上がりをみせています。

世界遺産という言葉は聞くけどイマイチよく分からないという人のために、世界遺産についてご紹介します。

今回取り上げるのは『世界遺産候補 飛鳥・藤原の宮都とその関連遺跡群』です。


JR京都駅から近鉄線に乗り、飛鳥駅で下車、そこからバスまたは徒歩で少し行った、奈良県の東部には飛鳥・藤原の宮都とその関連遺跡群が広がっています。

飛鳥・藤原は、592年に推古天皇が飛鳥に豊浦宮を開いて以来、794年に平城京へ遷都されるまで、飛鳥時代の歴代の天皇が宮をおいた地域です。

石舞台古墳、高松塚古墳、キトラ古墳などの他、大和三山(耳成山、畝傍山、天香具山)など多数の遺跡が残っています。

これらの遺跡群は、2007年 ユネスコの世界遺産登録を目指し、『富岡製糸場と絹産業遺跡群』(群馬県)、『富士山』(静岡県・山梨県)、『長崎の教会群とキリスト教関連遺跡』(長崎県)と共に、世界遺産暫定リストに登録されました。


実際、遺跡の大半は地下に遺存するため歴史的建造物はありませんが、ここは、天皇が政治を行った古代都市の歴史を偲ばせる、貴重な空間なのです。


奈良県では、すでに、唐招堤寺や東大寺と春日山原始林周辺の『古都奈良の文化財』、法隆寺や法起寺三重塔などの『法隆寺地域の仏教建造物』さらに三重県、和歌山県、奈良県の3県にまたがる吉野山などの『紀伊山地の霊場と参詣道』がユネスコの世界遺産『文化遺産』に登録されています。

さらにこの『飛鳥・藤原宮都とその関連資産群』が登録されれば、奈良県にとって第4番目の世界遺産となります。

大きな岩がそびえる『石舞台古墳』など、古代の香り高いこの飛鳥・藤原の宮都とその関連の遺跡群は世界遺産に登録され、その普遍的な価値を再認識される日が早く来るといい、と日本人として切に思います。


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