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ウルル登山
ユネスコの世界遺産に登録されている、日本国内の文化・自然遺産は、2007年現在、14件あります。文化遺産が11件、自然遺産が3件です。複合遺産はありません。
2007年の第31回ユネスコ世界遺産会議で『石見銀山遺跡とその文化的背景』が文化遺産に登録され、これに続け! と、各地でますます世界遺産登録運動が盛り上がりをみせています。
世界遺産という言葉は聞くけどイマイチよく分からないという人のために、世界遺産についてご紹介します。
今回取り上げるのは『ウルル登山』です。
オーストラリアのほぼ中央に位置し、『世界のヘソ』『地球のヘソ』とも呼ばれる巨大な1枚岩、ウルル、通称エアーズロックは、世界で2番目に大きな岩石です。
オーストラリアに17件存在する、ユネスコの世界遺産の1つ、ウルル=カタ・ジュタ国立公園のなかにあります。
オーストラリア原住民アボリジニの聖地である、ウルルには現在、杭や鎖が打ち込まれ、登山路が設置されています。
しかし、ここはアボリジニの聖地であるため通常の登山のような気持ちで臨むことはできません。
というよりも・・・その険しい自然から考え、軽く『観光気分』で臨もうなら、それこそウルルの精霊たちの逆鱗に触れ、たちまちその垂直に切り立った壁面から弾き飛ばされてしまうでしょう!
荒涼とした大地にそびえるウルルに上るのは実際、体力的にも大変なのです。
頂上までの所要時間は約1時間半~2時間です。
滑り易いので、鎖を使って上ることから両手を使えるようリュックサックにし、軍手が必要でしょう。
靴は登山靴か履きなれたスニーカーにします。また、風が強く吹きつける上に、朝晩はかなり冷え込みます。
長袖長ズボンにし、ウィンドブレーカーがあるといいですね。
その一方で、日中の強い日差しに備え、サングラス、日焼け止めクリームも必需品です。
せっかく来たのだから・・・と、多少の無理をしてでも登りたい気持ちはわからないでもありません。
しかし、旅の疲れもありますし、体調の優れない方、心臓や呼吸器に障害がある方、そして、高所恐怖症の方は絶対に無理な登頂は控えましょう。登頂しなくても、ゆったりと麓を散策するだけでも十分、楽しいですよ。
えぐれた基部やひび割れた岸壁など、ウルルの魅力は十分に堪能できます。
『ウルル』とは、『集う場所』という意味です。そこに集うことの価値、世界遺産としての意味を満喫したいものですね。
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