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アボリジニの聖地 ウルル


ユネスコの世界遺産に登録されている、日本国内の文化・自然遺産は、2007年現在、14件あります。文化遺産が11件、自然遺産が3件です。複合遺産はありません。

2007年の第31回ユネスコ世界遺産会議で『石見銀山遺跡とその文化的背景』が文化遺産に登録され、これに続け! と、各地でますます世界遺産登録運動が盛り上がりをみせています。

世界遺産という言葉は聞くけどイマイチよく分からないという人のために、世界遺産についてご紹介します。

今回取り上げるのは『アボリジニの聖地 ウルル』です。


世界で6番目に大きな面積をもつ国、オーストラリアのほぼ中央にあり、一般に『エアーズロック』と呼ばれている、ウルル。

ノーザンテリトリー、ウルル=カタ・ジュタ国立公園(87、94拡大 ユネスコ 複合遺産)の園内に存在します。

『大地のヘソ』『地球のヘソ』と呼ばれることもあります。

ウルルというのは、オーストラリアの原住民『アボリジニ』による呼称です。

アボリジニはウルルの周辺に今から1万年以上前から住んでいるのです。ウルルはアボリジニの聖地なのです。

私たち日本人の感覚からすると、どう見ても山のように見える、オーストラリアのエアーズロック。

実は、ウルルは隆起した山ではありません。侵食によって形成された一枚岩なのです。

比高335m(標高868m)、周囲は9,4kmに及びます。世界で2番目に大きな岩石です。

現在ウルルには、杭が打たれ鎖が張られて登山路が設置されています。

そのため頂上まで上ることは可能ですが、先ほども申し上げたように、ここはアボリジニの方々にとって『聖地』なのです。

ウルルには、彼らの遺した壁画があります。1千年ほど前のものと思われるそれらの壁画には、精霊などが描かれています。

彼らは、観光客が彼らの聖地であるウルルに上ることを決して好ましく思っていません。

そのため、アボリジニの儀式が行われるときにはウルルへの登頂は遠慮しなければなりません。

陽の移り変わりでさまざまな色に変化するウルル。朝陽と夕陽に真っ赤に染まったウルル、それは見事な美しさです。

世界遺産に登録されたことでいっそう脚光を浴びることとなったウルル。

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