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デルフィの神託・オイディプス伝説
ギリシャといえばヨーロッパの中でも独自の文化を持つことで観光客に人気の地域です。
また、世界遺産の数も豊富ですし、すばらしい自然も数多く存在します。
そんな魅力溢れるギリシャについてご紹介したいと思います。
デルフィの神託・オイディプス伝説
テーベ(テーバイ)を抜け、デルフィにいたる自動車道は山道を縫うように進んでいきます。
ここが、オイディプスが父ライオスを殺害した伝説の『三叉路』です。
今もどことなく妖艶な雰囲気が漂うこの地にまつわる伝説、『オイディプス』伝説とは、どのようなものなのでしょうか。
テーベの王ライオスは、デルフィの神託により、『わが子に殺される』と警告されていました。
そのため彼は、生まれたわが子の両脚に釘を打ち、キタイロン山中に捨てさせたのです。
彼は、羊飼いに拾われ、コリントスの王のもとで育てられました。
彼の両足は釘を打たれた傷で腫れ上がっていました。
そのため彼は『オイディプス』つまり、『腫れた足』と呼ばれることになったのです。
成長したオイディプスは自分の出生の謎を知ろうと、デルフィを訪れました。
そのときに下された神託が『父を殺し母と交わる』というものだったのです。
彼はショックを胸にデルフィをあとにしました。
ところがその道中で、デルフィに向かう老人と口論になり、その老人を殺してしまったのです。
その老人こそが、彼の父ライオスでした。
しかしオイディプスはそれを知りませんでした。
当時、テーベでは、怪物のスフィンクスに悩まされていました。
怪物は旅人に謎をかけ、それに答えられないと旅人を殺してしまったのです。
この怪物の謎を解き、テーベを救ったのが、そこを通りかかったオイディプスです。
彼はテーベの王として迎えられ、王妃イオカステと結婚します。
しかし、彼女こそ、オイディプスの実の母親だったのです。
つまり、デルフィの神託『父を殺し母と交わる』は真実となってしまったのです。
母と息子は交わり、子が生まれました。
しかしその後、母イオカステは羊飼いの証言で真実を知り自殺しました。
またオイディプスは自ら両目をえぐり、盲目となったのです。
以上
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